ほだ木伐採(05/03/20) | きのこ日記 ~鍋のキノコは杉良育ち~

ほだ木伐採(05/03/20)

毎年2月に炭焼きでお世話になっている塚本譲治さんの山で、しいたけの原木をもらいに行きました。10時集合だったのですが、作業は諸事情で1時間遅れて開始しました。譲治さんには大変申し訳なかったです。

作業地に着くと、まずスギの80年生の人工林が見えました。とても立派な木に育っていました。しかし、ところどころ、熊剥ぎの被害にあっていて、雲ヶ畑にも熊がいるんだということを実感しました。

そして、そこを抜けて上に登っていくと、雑木林がありました。直径50センチぐらいの大きなクヌギがたくさんありました。実は、しいたけの原木には直径15センチぐらいのクヌギが適しているので、あまり大きな木は使えません。しかし先の方や枝の方は大きな木でも使うことができます。

原木として欲しいのはクヌギなのですが、倒した時にまわりの木にひっかかってしまうと困るので、周りの木のほとんどを倒してやります。少しもったいなく感じますが、伐った雑木は炭にするそうです。

チェーンソーで伐り倒して行くのですが、クヌギはけっこう硬く大変な作業でした。チェーンソーを持たせてもらったのですがずっしりと重く、力がいる作業だと感じました。

2時間ぐらいの作業で目的のクヌギは4本ぐらい倒しました。
譲治さん、本当にありがとうございました。

また、原木の温度が28℃を超えるような高温になると、菌が死んでしまうという話を聞きました。京都は暑いから心配です。冬に鍋でおいしいしいたけが食べれるまでには苦労の連続かもしれません。

次回の作業は玉切りと搬出です。この作業は5,6人は必要なそうなのでぜひ皆さんご参加下さい。